Press Release: 2007-07-02

先端技術研究所
Acunetix WVS バージョン5 販売開始
Webアプリケーション脆弱性スキャナ低価格ソフトウェア
PCIコンプライアンス達成を支援

有限会社 先端技術研究所(Advanced Research of Technologies, Inc.、http://www.ART-Sentan.co.jp/、本社: 横浜、電話: 045-978-1292、社長: 工藤 安信)は、マルタ国Acunetix(アクネティクス)のソフトウェア製品の新バージョンWVS(Web Vulnerability Scanner: ウェブ バルネラビリティ スキャナ)バージョン5の販売を開始した。WVSは、Webアプリケーションの脆弱性を監査する低価格スキャナで、WebアプリケーションやWebサイトをスキャンし、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング等、Web攻撃の脆弱性を検出し解決方法を提供する。WVS バージョン5では、特に PCI(Payment Card Industry: クレジットカード業界)コンプライアンス達成を支援するためのレポート機能が強化されている。

WVS バージョン5 の新機能は、下記のとおりである。

- Microsoft Windows Vistaサポート

- 新しいグラフィクスとビジュアルの改良

- OWASP、PCI、Sarbanes-Oxley、WASC、HIPAAに関する詳細な コンプライアンス レポーティング

- 多様な技術利用と共有サブドメイン名の推測によるアクティブなサブドメインの高速かつ容易な識別

- Webサービス内の脆弱性に対する自動化されたスキャンと詳細な セキュリティ レポートの生成

- WSDL(Web Services Description Language: ウェブサービス記述言語)の要求と応答の綿密な分析のため、オンラインあるいはローカルなWSDLのインポートによる種々のポート型にわたる多様なWebサービス運用のカスタム編集と実行

- サイト構造からスキャン対象のファイルやフォルダの選択

- アップグレード時に前設定の保存の確認

- スキャンの検出率と速さを、クイック、ヒューリスティック、フルの3モードから選択

- 開発者、役員、スキャン比較、統計、コンプライアンスのレポーティングのためのテンプレートのサポート

- 認定ユーザのみのアクセスを可能にするパスワード保護

- 同等あるいはそれ以上の詳細さを保持したままでのデータベース規模の90%大幅縮小

- スキャン開始の新しい方法、保存されたスキャン結果ファイルやレポート等種々の出力のサポート、Webサービス スキャン スケジューリング、スキャン完了時のメール通知送付

- 新改良脆弱性検査: クロス サイト スクリプティング検査保管、ヘッダ操作検査、ブラインドSQLインジェクション検査、Mod_Rewrite サポート

- 改良ロジック: ディレクトリ リカージョン ループの自動検出、スキャン中URLリライトWebサイトの自動検出、種々の検査のグループ化、マルチステップ スキャン

- 他の改良: シンタックス ハイライティングによるソース一覧、フィルタリング、粒度の細かい ロギング オプション、サイトマップ サポート

先端技術研究所では、メーカ、流通、システム インテグレータ、セキュリティ コンサルタント等を経由して販売を行う。

■ WVS(Web Vulnerability Scanner) http://www.art-sentan.co.jp/acunetix/wvs.htm

■ Acunetix Ltd. http://www.acunetix.com/

Acunetix社は、2004年に設立され、ヨーロッパのマルタ共和国に本社、英国と米国に支社を置いている。旗艦製品の「Web Vulnerability Scanner」は、豊富な経験をもつセキュリティ開発者チームによる数年にわたる開発の結果として生み出された。CEOの Nick Galea(ニック ガレア)は、既に世界的な企業に成長したGFI社の創立者でもある。

■ 先端技術研究所 http://www.ART-Sentan.co.jp/

先端技術研究所は、本社を横浜に置き、情報技術(IT)分野における日本を代表する先端技術ハンターである。高度な問題解決力、基礎から応用までの豊富な技術力、長年の業界経験と事業実績、米国、ヨーロッパ、イスラエル等との幅広い人脈、強力な国内販売チャネルを差別化として、海外のソフトウェア製品の日本市場への輸入販売等、多方面の事業を行っている。
045-978-1292、KHB16427@nifty.ne.jp