Press Release: 2008-03-25

先端技術研究所
Acunetix WVS エンドユーザ向けライセンス販売強化
自社サイトのWebアプリケーション脆弱性を自力スキャン

有限会社 先端技術研究所(Advanced Research of Technologies, Inc.、http://www.ART-Sentan.co.jp/、本社: 横浜、電話: 045-978-1292、社長: 工藤 安信)は、マルタ国Acunetix(アクネティクス)の「WVS(Web Vulnerability Scanner: ウェブ バルネラビリティ スキャナ)」のエンドユーザ向けライセンスの販売を強化した。ライセンス価格を下げるとともに、正式版を実際に使用してみるための3種類の無料評価用ライセンスを用意した。エンドユーザ自身が自らスキャナを購入し自社サイトをスキャンする例が増えてきた流れに対応した。

ECサイトが次々と立ち上がる中でWebアプリケーションの脆弱性が着目され、それに対する様々な対策が試みられている。日本では、システム構築をSIベンダに丸投げすると同様に、Webアプリケーション脆弱性検査もコンサルタントを含むサービス事業者に丸投げすることが多い。サービス事業者は、セキュリティ技術者を人海戦術で投入する手動検査や高価なツールを使った自動検査等を提供しているが、何れもかなりの費用を覚悟しなければならない。また、検査結果に対する全責任をサービス事業者が負うべきか等グレイな面を引きずっており、今後の大きな課題となっている。

このような状況の中、先端技術研究所では2006年からWebアプリケーション脆弱性スキャナ「WVS」の販売を行ってきた。WVSは、画期的低価格のため、サービス事業者にも幅広く受け入れられてきた。一方最近では、エンドユーザ自身が自らWVSを使いこなし自社サイトをスキャンする例が増えてきた。これ迄のツールは価格が高かったためエンドユーザが自らツールを購入し使用することが極めて難しかったが、WVSの画期的低価格がこれを可能にしたと言える。

WVS エンドユーザ向けライセンスには、1サイト/1サーバに制限した スモール ビジネス版 29万円、無制限サイトのスキャン可能なエンタープライズ版 110万円 が用意されている。さらに、エンタープライズ版には1年間の期限付きライセンス 70万円も用意されている。

WVSの正式版を使っての無料評価用ライセンスには、Acunetixが用意した テスト サイトに対するスキャン、任意のWebサイトに対する クロス サイト スクリプティング(XSS)脆弱性のスキャン、任意のWebサイトに対する期限付きキーによるスキャンの3種類が用意されている。

http://www.art-sentan.co.jp/acunetix/evaluation.htm

Acunetix WVS 無料評価用ライセンスは、上記より入手できる。

先端技術研究所では、通常のソフトウェア製品と同様、メーカ、流通、システム インテグレータを経由して販売を行う。

■ WVS(Web Vulnerability Scanner) http://www.art-sentan.co.jp/acunetix/wvs.htm

■ Acunetix Ltd. http://www.acunetix.com/

Acunetix社は、2004年に設立され、ヨーロッパのマルタ共和国に本社、英国と米国に支社を置いている。旗艦製品の「Web Vulnerability Scanner」は、豊富な経験をもつセキュリティ開発者チームによる数年にわたる開発の結果として生み出された。CEOの Nick Galea(ニック ガレア)は、既に世界的な企業に成長したGFI社の創立者でもある。

■ 先端技術研究所 http://www.ART-Sentan.co.jp/

先端技術研究所は、本社を横浜に置き、情報技術(IT)分野における日本を代表する先端技術ハンターである。高度な問題解決力、基礎から応用までの豊富な技術力、長年の業界経験と事業実績、米国、ヨーロッパ、イスラエル等との幅広い人脈、強力な国内販売チャネルを差別化として、海外のソフトウェア製品の日本市場への輸入販売等、多方面の事業を行っている。
045-978-1292、KHB16427@nifty.ne.jp